iPhone X以降の大画面モデルをお使いの皆さん、ホーム画面に戻ろうとして、ついついスワイプがうまくいかずにイライラすること、ありませんか? 特に僕が愛用しているiPhone 16 Pro Maxの角張ったディスプレイだと、これが結構な頻度で起こるんですよね。体感的には3回に1回くらい失敗する。
しかも、電車の中や片手が塞がっている時など、片手で操作したい場面では、画面の下端まで親指が届かないこともしばしば…。
「もっとスマートに、一瞬でホーム画面に戻りたい!」
そんな切実な願いを叶える方法をいくつか試してみたので、ご紹介したいと思います。
ホーム画面に戻る、意外と色々ある方法
調べてみたところ、iPhoneでホーム画面に戻る方法は主に3つあるようです。
- 通常のスワイプ: 画面下から上へスッと指を滑らせる、お馴染みの方法。
- 背面タップ: iPhoneの背面をトントンと2回か3回タップする方法。
- 仮想ホームボタン: 画面上に表示されるボタンを1回タップする方法。
背面タップも便利そうですが、個人的には誤作動が少し気になりました。そこで今回、僕がイチオシする方法が、3番目の「仮想ホームボタン」なんです!
片手操作の救世主!1タップでホーム画面に戻る「仮想ホームボタン」設定方法
この仮想ホームボタン、実はiPhoneの「AssistiveTouch」という機能の中に隠されています。設定はとっても簡単!
設定手順
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アクセシビリティ」をタップ。
- 「タッチ」を選択。
- 一番上にある「AssistiveTouch」をオン(緑色)にします。
すると、画面上に丸いボタン(これが仮想ホームボタン)が出現します。初期設定では、このボタンをタップするとメニューが開きますが、ここからさらに「シングルタップ」のアクションを「ホーム」に変更しましょう。
- 「AssistiveTouch」の設定画面内にある「カスタムアクション」をタップ。
- 「シングルタップ」を選択。
- 表示されたリストの中から「ホーム」を選びます。
これで設定は完了! 画面上の仮想ホームボタンを1回タップするだけで、どんな画面からでも一瞬でホーム画面に戻れるようになりました!
ボタンの配置は左側がオススメ(左利きの場合)
特に僕のような左利きの場合、仮想ホームボタンを画面の左端の、指が届きやすい位置に移動しておくと、さらに快適に操作できますよ。ドラッグ&ドロップで好きな場所に移動できるので、ぜひ試してみてください。
大きなiPhoneを使っている方は、この仮想ホームボタン機能、本当に一度試す価値ありです! ホーム画面に戻るストレスから解放されて、iPhone操作がより快適になること間違いなしです。
もう一つ、「ダブルタップ」に「アプリスイッチャー」または「ショートカット」を割り当てると、劇的に操作方法が変わります。
さらにおすすめ
さらに便利に!長押しアクションで「画面の読み上げ」を活用
せっかくAssistiveTouchをオンにしたので、もう一つの便利なカスタムアクションも設定しておきましょう。「長押し」のアクションに「画面の読み上げ」を設定しておくのがおすすめです。
設定手順
- 「AssistiveTouch」の設定画面に戻ります。
- 「カスタムアクション」の「長押し」を選択。
- 表示されたリストの中から「画面の読み上げ」を選びます。
これで、仮想ホームボタンを長押しするだけで、画面に表示されているテキストをiPhoneが読み上げてくれるようになります。
Kindleアプリでの読書がさらに快適に!
特にKindleアプリで電子書籍を読む際に、この「画面の読み上げ」機能がめちゃくちゃ便利なんです!
例えば、料理中や移動中など、画面を見れない状況でも、iPhoneに本を読み上げてもらうことができます。文字を読むのが疲れた時にも、耳で読書を楽しめるのは嬉しいですよね。
AssistiveTouchの仮想ホームボタンを活用すれば、
- 1タップでホーム画面に戻る
- 2タップでアプリスイッチャー
- 長押しで画面の読み上げ
この3つのアクションが、あなたのiPhone操作を劇的にスマートにしてくれるはずです。ぜひ、この設定を試して、より快適なiPhoneライフを送ってください!