法定相続のとおりに相続登記をしたい場合
被相続人が亡くなったあと、固定資産税を支払わず滞納する
市町村の資産税課などから被相続人あてに、固定資産税の督促通知が届く
数ヶ月滞納する
最後通告・差押予告のような通知が届いたときに、市町村の資産税課・収納課などの担当部署に連絡する
固定資産税を支払うつもりはない 支払う金銭がない
→早急に差し押さえしてもらいたいと伝える
担当部署が、被相続人の戸籍謄本などを職権で集める
→法定相続分とおりに代位登記をする→差押登記
差押したとの通知が届く
全部事項証明書で相続登記と差押登記が入っていることを確認する
担当部署に連絡
固定資産税を全額・一括で支払うと伝える
数日後、納付書が届く
銀行・コンビニなどで納付
担当部署が差押の解除 抹消登記をする
差押解除通知が届く
全部事項証明書で差押の抹消を確認する
市町村からは、相続登記費用は請求されない
相続登記費用と固定資産税の延滞金と比較して検討する
通常は、1年程度の延滞金はわずか
法定相続通りでよければ相続登記費用はかからない
相続登記費用を支払うより安価